【簡単解説】子どもにもわかりやすく「自己肯定感」についてわかる本

おすすめの本

自己肯定感を、小学生の子どもにもわかりやすく理解できる本を紹介します!

私は典型的な日本人なので、他人と話すときに「自分の事が大好きです!!」なんて言ったことがありません。

どちらかと言うと、「自分の事を好き」と言う感情をあまり持たずに育ってきました。

自分自身で自分をしっかり認めて評価することが出来るって本当にすごいことです。

でも、なかなかできない…。

「自分の強み」はこんな事です!!と自信を持って、当たり前のように言えるようになると、すごくいと思いませんか??

自分の良さに気付き、自分で認めてあげることができれば、今よりちょっと前向きな気持ちで物事を捉えることが出来るようになります。

子どもにも、自分自身の良さに気づいて、前向きな考え方をしてほしいですよね。

親として、当然のようにそう思いますよね。

子どもの頃から、自分の事を好きだと言える気持ちを持つと、どんなことにも負けない気持ちが育ちます。

自己肯定感」が育つと、自分に自信をもって、いろいろなことに積極的に取り組めるようにもなります。

この記事の内容は、こんな人におすすめです
  • 「自己肯定感」と言うものを、子どもにわかりやすく伝えたいと思っている人
  • 子どもに、自分を好きになってもらいたい人
  • 「自信」を持って新しい事にどんどんチャレンジしてほしい人
  • 周りの評価ばかりにとらわれず、自分の判断基準を持ってほしい人
  • 子どもと一緒に、自分の自己肯定感(ありのままの自分を受け入れて、自分の価値を認める気持ち)を育てたい人
  • 「自己肯定感」を育てる事で、子どもの「強み」を見つけてあげたい人

 

この記事を書いている筆者の簡単なプロフィールです。
  • 現在小学生2人を子育て中
  • 自分の子育てに悪戦苦闘しながらも、子育てに役立つ情報を発信中
  • 子育て関して得た情報は、自分の子育てにおいて少しずつ取り入れながら挑戦中。
  • 完ぺきではないけれど、日々楽しく無理のない子育てを実践中。

「自己肯定感」って、どういう気持ちの事?

「自己肯定感」というのは、自分の長所(いい面)短所(そうでない面)も含めて、

自分自身のすべてを受け入れる事が出来る。

そしてそんな自分に対して

「こういう自分っていいよね」と思える感情のことです。

「自己肯定感」というのは、最近よく耳にするようになりましたが、保育の現場においても、昔から子どもの発達において重要視されてきたものの一つです。

心の根本にある気持ちで、私たち保育士や親は当たり前のように子どもの「自己肯定感」を伸ばそうとしてきました。

例えば、初めて子どもが寝返りをしたり、立つことが出来る。

一人で歩けるようになった時に、周りの大人は大げさなくらいに褒めて喜びますよね。

こういう「褒めて伸ばす」という行為が子どもの「自己肯定感」を伸ばす基本となっているのです。

「自分の事を好き」というのは「自己肯定感」から来る感情です。

「自己肯定感」というのは、ありのままの自分(本来の自分)を認める気持ちから始まります。

長所だけを見て、私ってこんなに素敵な所があるよねぇ~っという気持ちの奥にある部分まで考える必要があります。

いい面もそうでない面も含めて自分を認めて、「好き」になれると、いい事がたくさんあります。

例えば、何かに挑戦した時に「自己肯定感」が育っていると、その挑戦に成功しても失敗しても、自分の挑戦を自分で認め、褒める事が出来ます。

ポイントは、失敗したり、うまくいかなかった時でも自分の事をきちんと認める事が出来るようになっているかという事です。

自己肯定感を育む本のご紹介

子どもの成長過程で、自己肯定感を育てるといいというのは、広く知られるようになってきました。

「自己肯定感」を育てることは、子どもの成長に良い影響をたくさん与えてくれます。

しかし、簡単にはできないと思ってしまいます。どうしても難しく考えすぎてしまうからです。 

そんな時に、絵本を通して簡単に学ぶことができると、随分気が楽になります。

具体的に「自己肯定感」を学べる絵本はあまりありません。

大人向けの「自己肯定感」関連の本はよく見ますが、小学生くらいの子どもに伝える本はあまり見かけません。

子どもにわかりやすく伝えようと思うなら、絵本の方がおすすめです。

絵本の良さは、小学生の子どもにはもちろんわかりやすいですが、大人でもじっくり学べるということです。

ご紹介する本は、具体例でわかりやすく、内容もしっかりしています。

子どもと一緒に親でも楽しく読めます。

難しい表現がないので、読みながら難しく考える必要は全くありません。

子どもと一緒に、楽しく「自己肯定感」について学ぶことができるので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

こころってふしぎ!わくわく!たのしいまいにちのつくりかた

少年写真新聞社

こころってふしぎ!

わくわくたのしいまいにちのつくりかた

絵・すみもと ななみ

監修・田中 輝美

編集・少年写真新聞社

 

この本のおすすめポイント
  • 自己肯定感について、たのしくわかりやすく学べる

  • 自分に自信を持つために、出来る事がわかる。

  • 自分の評価を、他人と比べてするんじゃないんだという事が分かりやすく書かれている。

  • 人それぞれの、幸せの価値観が違うんだという事に気付ける。

  • 自分は自分で良いんだ、ありのままの自分を知る機会になる。

  • 子供にもわかりやすいプロセスで、自分の目標を立てるようになれる。

なぜ、子どもの「自己肯定感」を育てる必要があるの?

現代の日本においては、若者(満13歳~29歳)の自己肯定感が低いと言われています。

自己肯定感が低いと、やる気がおきません。

どうせ自分なんて…、と思ってしまい、新しい事にもチャレンジしなくなります。

何をやっても出来ないんだ…、新しい事に挑戦するだけ無駄…。

若者にそういう意識が芽生え、広がっていくと社会全体でも将来に希望が持てないようになっていきます。

そういう世の中で、自分の子どもに育っていってほしいですか??

自分の子どもに、将来に希望が持てないと、最初から何もせずにあきらめるようになってほしいですか??

答えは、どちらも「NO(ノー)」ですよね。

子どもたちが、将来に希望を持って、いろんなことにチャレンジしていけるように、小さいうちから、しっかりと自己肯定感を育てていきましょう。

今の日本の若者は自己肯定感が低いとよく言われるのは、事実。

自分の良さを知って、自分をきちんと評価し、自分を好きになるという事は、

生きていく中でとても大切な物ではないでしょうか??

少し前に、日本を含む7か国の若者(満13歳~29歳)を対象に次の意識調査がありました。

その中でも、自己肯定感に相当する質問なかで、「そう思う」「どちらかと言えばそう思う」と答えた若者の割合で比較してみると

  • 自分自身に満足しているかという質問について

    1位のアメリカが、全体の86%が、自分自身に対して満足していると回答しました。

    それに対して、

    日本の若者は、45.8%で、

    最も低い結果でした。

    日本の若者の半分が、自分自身に満足していないという事が言えます。
  • 自分には長所があるという質問に対しては

    1位から3位の国(アメリカ・ドイツ・フランス)が90%を超えました。

    日本の若者は、68.9%で、

    こちらも、7か国中で最下位の結果でした。

日本の若者の自己肯定感(自分の事を知り、良い所もそうでないところも認めてあげられること)の低さが表れていると言われます。

実際、自分の事を自分で知って、その長所も短所も含めて、自分で評価をして認めている大人も少ないと思います。

私も、自己肯定感は低いように感じます。

もっと、自分で自分を好きになれるようになりたいと思いながら、なかなかうまくはいきません…。

大人になってから、自己肯定感を育てるのは難しいのかもしれません。

 

 

どうして、日本の若者は「自己肯定感」が低くなってしまったのか?

日本の学校現場においては、評価される項目が「学力」を基準としているものが多いです。

「学力が高い」という事を基準に認められ褒められる場面がよくあります。

「学力」以外に素晴らしい一面がある子どもが「褒められたり」「認められる」と言う機会が、極端に少ないのが、今の日本の教育現場の現状です。

そして、それが子どもの「自己肯定感」伸ばすことを阻んでいるのです。

「学力」だけで判断されてしまうと、なかなか「自分の魅力」を認めてもらう機会は少ないものなのです。

日本の学校教育においては、たくさんの同級生の中で、子どもたちは常に周りと「学力」という基準で比較をされる場面が多くなります。

そういった中で、自分自身も周りのお友だちと比べて、「学力」を基準として優劣をつけて考えてしまいがちになってしまいます。

人と比べて、より上のレベルを目指そうとする原動力にすることは、とてもいい事だと思います。

しかし、優劣にこだわり過ぎると、他の子どもはできているのに自分が出来なかった場合に

  • どうせ自分にはうまくできるはずがない。
  • うまくできないなら、やっても無駄…

    と、自己否定な気持ちを持ってしまう事もあります。

    そう思ってしまうと、何もしたくなくなることもあります。

あまり自己否定的な気持ちを持っていると、

「うまくいくかわかんないけど、一度挑戦してやってみよう!! やってみたら、できた!!」

という風な達成感を味わったり、新しい事にチャレンジして、自分の世界を広げる事も出来ません。

そうすると、自分がどういうものを好き?で、何をやってみたいのか??という事に、

気付くこともできません。

失敗しても、挑戦することを繰り返していく中で、好きなこと・夢中になれる事を見つけていけるのです。

また、その過程において、自分にはこんなに良い所(長所)があるんだと気付くことが出来たり、こういう部分が苦手なんだ(短所)ということもわかります。

日本の小学生によくみられる傾向
  • 学校では、先生に褒められる行動をとろうとする。
    先生に褒められる行動をとる子どもは、すごいんだと周りが評価し思うようになる。
  • 家では親に褒められるように頑張る。
    親に褒められるために宿題を頑張る…お手伝いをする…など。
    褒められることをすることがいいんだと思ってしまいがちになります。
  • 他人の評価を基準にしてしまい、その基準に合わせて行動する。

もちろん、何かをした時に、その成果を褒めてもらえたり、その過程を褒めてあげる事は大切です。

褒めてもらえる事を励みに頑張ることも、悪い事ではありません。

しかし、何かをするときに「褒められる」という事を目標に頑張るのはどうでしょう??

褒められることに依存した行動をしないようになろう!!

もし、他人に「褒められる」事を目標に、何かを頑張っていたら、

それを成し遂げた時に、他人からの「褒められる」事がなかったら、どうなるのでしょうか??

「褒められる」事ばかりで、他人からの評価に気を取られ過ぎてしまったら、それがなくなった時にやる気がなくなってしまいます。

良しも悪しも、他人からの評価は他人が決めるものです。

本当の頑張りを知っているのは自分だけです。

その頑張りや、それで得られた成果を本当に認めてあげられるのは、自分だけではないでしょうか??

自分の判断基準を持てるように、子どもの自己肯定感を育ててあげましょう。

他人と比べた「評価基準」他人からされる「評価基準」にこだわりすぎていると、何にも出来なくなってしまいます。

どういう取り組みで改善できるの?

自己肯定感が低い事について、今出来る取り組みを考えてみました。

自己肯定感というのは、考え方や意識に関わってきます。

小学生のうちから、周りの大人の意識を変えたり、子ども自身の考え方を変えていくうちに、次第に変わっていきます。

今、親ができること
  • 自己肯定感について、正しく理解しよう。
  • 自分の事を好きになるためにできることを考えよう
  • 自分と他人は違うんだという事をしっかり知り、分けて考えよう。
  • 周りばかりにとらわれず、自分の事をしっかり見よう、知ろう。
  • 「学力」以外で子どもを褒めてあげる部分を見つけよう
  • 学校で褒められる・認められることだけが重要ではないという事を知ろう

少しずつ考え方を変えていけば、社会全体の考え方も変わってきます。

一人では変える事が出来なくても、ひとりひとりの考え方の変化によって、それが積み重なって変わっていきます。

子どもの自己肯定感を育むためには

子どもが、自分から「やってみよう」と思うには、

できるんじゃないかな?

できるようになれるんじゃないかな?

という自己肯定感をベースとした、自分への期待が必要になります。

子どもの自己肯定感を育むには、優劣で比べてはいけません。

また、成功や失敗にとらわれすぎてもいけません

子どもが自分から、

やってみた」

「前より、少し出来るように頑張れた」というチャレンジをした時に、

私たち大人が、そのチャレンジ自体が「すごいこと」と認めていってあげることではないでしょうか??

大人が認めてあげると、子供にも自信がつきます。

他人から得られる自信自分自身で持つ自信によって、子どもの自己肯定感は育ちます

自分で自信を持つために必要な3つのこと
  1. 自分の本当の気持ちを知って、大事にする。
  2. 自分で考えて、目標や行動を決める。
  3. 目標に向かって努力する。

本当の自信

というものは、

「失敗」しても、ダメなところがあっても、どんな時でも自分を信じれる力のことです。

失敗しても、また挑戦すればいいし、挑戦することが「すごい」事です。

ダメなところ(短所)があっても、それが自分。

ダメな所もしっかり親や周りの大人が認めてあげたり、活かしてあげる事も出来ます。

目標やゴールは、人それぞれ違って、それでいいんです。

自分がどう思うかという事を大切に考えていける事が、本当に大切になると思います。

ほのびこ
ほのびこ

「自尊心」と「自己肯定感」にの違いについて、わかりやすくまとめた記事も書いています!

 

 

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