【小学生から取り組めるSDGs】②(飢餓をゼロに)食品ロスへの取り組み

子どもの学び

最近、耳にすることが多くなってきたSDGsという言葉。

難しく考えずに、自分で気軽に取り組める事に注目してみましょう。

まずは、小学1年生からでも取り組めるSDGsについて考えています。

今回はその第二弾です

最近、SDGsエスディージーズという言葉をよく耳にしますよね。

私も最近まで、詳しい事はあまりよくわかってはいませんでした。

簡単に説明しようと思っても、なかなかうまくいきません。

SDGsという言葉を聞いただけで、少し難しい事のように感じていました。

SDGsエスディージーズというのは、今世界中が協力している「誰も置き去りにしない」世界を作るための17の目標のことです。

この記事を読んでほしい人
  • 小学生の子どもに、SDGsについて興味をもってもらいたいと考えている人
  • 小学1年生でも簡単にできるSDGsの取り組みについて、知りたい人
  • SDGsについて、親子でどんなことから取り組んでいきたいかを考えている人
  • SDGsについて、できることから取り組みたい人

世界には、様々な問題をかかえ、困っている人がたくさんいます。

それを守ることは、地球環境を守ることにもつながるのです。

自分一人では達成できないような目標でも、子供から大人まで、たくさんの人やモノ、しくみなどで、直接的・間接的につながることで、誰でも実現できることがたくさんあるのです。

ほのびこ
ほのびこ

SDGsについて、小学生でも取り組めることは何かを考え、子どもと一緒に取り組んでいきましょう。

小学生からでも取り組めるSDGs(飢餓きがをゼロに)

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飢餓(きが)という言葉について、詳しく知ろう!

子どもにはあまり馴染みの少ない飢餓(きが)という言葉ですが、子どもが小学校で使っている”国語辞典”で調べると次のように記載されています。

  • 飢餓(きが)…食べるものがなくて、ひどくお腹がすくこと。うえ
  • 飢え(うえ)…長い間食べるものがなくて、ひどくお腹がすいていること

どちらの言葉も、現在、私たちが暮らしている日本では身近に感じる事はあまりありません。

わかりやすく言うと、

飢餓(きが)とは
  • 長期間にわたり満足な食事ができず、健康的で活動的な生活を送るためのエネルギーや栄養を摂取できないこと

世界でどれくらいの人が飢餓に苦しんでいるの??

世界には、約7億人以上の人が飢餓(きが)に苦しんでいると言われています。

日本の人口が2021年現在で約1億2500万人なので、

全世界で日本人の全人口の約5倍以上の人が、飢えに苦しんでいるという事になります。

世界の人口で考えると、およそ11人に1人が食べるものがなくお腹を空かした状態に苦しんでいるのです。

子どもたちにもわかりやすいように、小学校のクラスの人数で考えてみましょう。

今の小学1年生のクラスの人数はだいたい30人くらいだとされています。

同じクラスの中で3人のお友だちが毎日食べるものがなくて、お腹を空かして困っているんだと、子どもたちは想像できるでしょうか??

ほのびこ
ほのびこ

みなさんは、この数字をどうとらえますか??

多いと思いますか??

それとも、いまいちピンときませんか??

私は、こんなに多くの人が世界中で食べ物が足りず空腹で苦しんでいることに、正直驚きました。

世界中に飢餓で苦しんでいる人が多くいるのは知ってはいましたが、恥ずかしながら、
今までそのことを具体的に考えたことはありませんでした…。

日本は食べるものに恵まれている国です。

その日本の食糧自給率は、40パーセント未満と言われています。

多くの食べ物を海外からの輸入に頼っているにも関わらず、毎日たくさんの食品ロスを出しています。

もし、日本で毎日捨てられる食糧が飢餓に苦しむ人々に行き渡れば…と考えると、私たちの日々の暮らし方も無関係ではありません。

このことを小学生の子どもにどう伝えたらよいのでしょうか??

身近な事から取り入れて、子どもたちにもわかりやすく伝えるのが親の役割です。

自分の子どもにどう伝えたら、うまく伝わるのかを考えてみましょう。

飢餓の問題については、まず正しく知ることから始めるといいですね。

そして、どのように子どもたちに伝えていったらいいのかを考える事へとつなげていきましょう。

きっと、それぞれの家庭で子どもと一緒に取り組めることがあるはずです。

子どもと一緒に出来る取り組みについて考えてみましょう

飢餓(きが)の原因については、いくつかの事が挙げられています。

世界中で起こっている紛争(国と国の争いや地域間での戦争)や、干ばつ・洪水などの自然災害が挙げられますが、それだけが原因ではありません。

実は、日本で暮らしている私たちの生活も、飢餓に大きく関わっていると言われています。

日本人の私たちが、飢餓に苦しんでいる人のために、いま出来る事は何??

現在の日本においては、まだ食べられるのに食べずに、
毎日食べ物をたくさん捨てているという事が問題になっています。

「食品ロス」とは、まだ食べられるのに、食べずに捨てられてしまう食べ物のことです。

食材はむだになり、ごみとして処理する施設まで運ばれて燃やされます。

ごみを運ぶときに出る排気ガスや、燃やすときに発生する二酸化炭素は環境を汚す原因にもなります。

また、2050年には世界の人口が増えて、食べ物が足りなくなると言われています。


日本では年間612万tもの食品ロスが発生していて、これは、毎日大型トラック1,680台分の食べられる食品が廃棄されている計算になります。

国民1人あたりで計算すると、おにぎり1~2個を毎日捨てていることになります。

日本の食品ロスの半分は家庭から発生していると言われています。

食べるものを作る人も食べる人も、食品ロスが出ないように気を付ける事が大切です。

一人ひとりの心がけが食品ロスを減らすことにつながります。

食品ロスを減らすためにできること
  • 買い物をする前に冷蔵庫を確認する。
  • すぐ食べるものは賞味期限の短いものを選ぶ
  • レストランなどで自分で食べきれる量だけ注文する。食べ残しをしない。

ほのびこ
ほのびこ

小学1年生の子どもにも出来る簡単な取り組みを考えてみました!

  • 家で食事をするときに、子ども自身に料理のとりわけをさせてみましょう。

    例えば、白いご飯を茶碗につぐときに、子ども自身に
    「自分が食べきれる量だけついでごらん」と声掛けをしてみましょう。

    自分が食べきれる量を自分で考えて、自分で茶碗につぐ。

    というだけで、食べ残しがなくなり、子ども自身にも食べ残しをしないで済むようになる取り組みを考えさせる機会になります。

    慣れてきたら、みそ汁やおかずなども自分でお皿に取る習慣をつけるといいかもしれませんね。
  • 他には、子どもが毎日のように食べるおやつや市販のパンなどについてです。

    食べる前に、賞味期限を見る習慣を付けましょう。

    賞味期限を意識して、食品を食べるということは大切です。

    また、すぐに食べるものは、賞味期限の近いものから購入するという習慣を子どもと一緒に身につけていきましょう。

    子供にも、買う時・食べるときに賞味期限を見るという習慣をつけておくのは、食品ロスをなくすためにも、とても大切なことです。



「食品ロス」の問題は、一人ひとりの普段の心がけが大切なんだということがわかりました。

子どもと一緒に、自分たちでいま出来ることを見つけて、目の前の小さなことからでも、少しずつ取り組んでみるのが大切です。

最近話題の未利用魚を活用した「おさかな」の宅配サービスも、食品ロスにつながります 

 

食品ロス削減国民運動に家族みんなで取り組もう

農林水産省では、食品ロス削減国民運動に力を入れています。

食品ロスに関する取り組みは、社会全体で行っていく必要があるのです。

世界情勢も不安定な中、恵まれた国である日本に住んでいる私たちにとって、今取り組めることは何かという事を、もう一度よく考えていく事がとても大切です。

ろすのんって知っていますか??

👆上が泣いているバージョンの「ろすのん」で、

👇下が笑っているバージョンの「ろすのん」です。

上の二つの絵は「ろすのん」というキャラクターの顔です

この名前は、食品ロスの「ロス(loss)」と英語でなくすという意味の「ノン(non)」からつけられたものです。

真ん中の赤丸は「お皿」を、下の二本線は「お箸」をイメージしています。

ろすのんは、農林水産省が行っている食品ロス削減国民運動のキャラクターです。

ろすのんのマークをつけた団体は、食品ロスの削減に取り組んでいる事を示しています。

「ろすのん」のマークはどこにあるの??

スーパーなどの食品ロス削減のためのキャンペーン中の旗などに、このマークがついていることがあります。

他にも、食品会社が出しているフードロス関連商品配送会社のトラック自治体のポスターなどにもみられます。

パン屋さんや、お菓子屋さんなどの個人経営のお店でも賞味期限の近づいた商品を「お徳用」として販売する際の包装やポップに活用されています。

また、スーパーなどの見切り品(賞味期限間近の商品)を陳列する際にもポスターにも使われています。

ほのびこ
ほのびこ

「ろすのん」のマークを表示すると、みんなで取り組んでる政策だということがわかりやすく、商品を手に取りやすくもなります。

「ろすのん」のマークの」ついたキャンペーンや取り組みなどに参加することで、

「作る人と食べる人が責任を持ち」

食べ物を大事にし、「すべての人が栄養のある食べ物を食べられるようにする」だけでなく

「経済的にも成長することを」めざすことで、SDGsで言われている持続可能な食品つくりにつながると考えられています。

食品ロス削減国民運動によって、食品ロスを減らすことは食べ物の無駄をなくすだけではありません。

食品を提供する側が食材を様々なことろへ行きわたるための工夫を考える機会にもなります。

その他の取り組みについても考えよう!(フードバンク)

私たちの身近に出来る取り組みの中にフードバンクと言う取り組みもあります。

フードバンクへ寄付された食品のイラスト

フードバンクとは、安全に食べられるのに包装の破損や過剰在庫、印字ミスなどの理由で、流通に出すことができない食品を企業などから寄贈してもらい、必要としている施設や団体、困窮世帯に無償で提供する活動のことです。

フードバンクでは、食べ物を右から左へ横流しするのではなく、

“マッチング”といって、必要なものを必要な数だけ必要なところへ渡すこともきちんと行っているようです。

私たち一般家庭からの寄贈を受け付けていることもありますので、興味があったら子どもと一緒に参加してみるのもいいかもしれません。

「食品ロス」の問題に向き合って、自分の出来る事を頑張りましょう!

「食品ロス」については、食べ物に恵まれている国で暮らしている私たちにとっては、真剣に向き合っていかないといけない課題になります。

まずは、今家庭にある食品を無駄にしない事から始めましょう。

目の前にある食品をきちんと把握したうえで、本当に必要な分だけを買い物するように心がけるだけで、随分違ってきます。

食べ物を無駄にしないということについては、日々の心がけが大切になっていきます。

親子で、当たり前のように食べ物を無駄にしない生活を考え、出来る事に取り組んでいきましょう。

一人一人の取り組みが、これからの食品ロスの削減に大きくつながっていく事でしょう。

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