【夏休み読書感想文】2022年課題図書と読書感想文を書きやすいおすすめの本

おすすめの本
長女
長女

夏休みの宿題って、色々あるから本当に大変~!!

早くしなきゃと思うけど、特に読書感想文の本を探すのってちょっとむずかしい…
どんなのを読んだらいいかよくわかんないよ~

次女
次女

本を読むのは好きだけど、読むのに時間がかかっちゃう!
私にでも、最後まで飽きずに読める本を見つけてよ~

今回は、2022年夏休みの「青少年読書感想文全国コンクール」の課題図書と小学生が「読書感想文」を書きやすいおすすめの本をご紹介します。

子どもには、出来るだけたくさんの本を読ませてあげたいですよね。

我が家の子どもたちは、本を読むのは好きだけど、本を探すのが少し苦手みたい…。

いつも、私が「こんなのはどう??」なんて、ピックアップして、その中から選んで読むことが多いです。

そこで、私は梅雨時期からボチボチ図書館に通って、子どもたちに良さそうな本探しを始めます。

なぜなら、夏休みに入ってしまうと、読書感想文の課題図書はもちろんのこと。自由研究に良さそうな工作の本など、あっという間に借りられてしまい、なくなってしまうからです。

そこで見つけた夏休みに読書感想文用としておすすめの本をいくつかご紹介します。

低学年用としては、少し読書に時間のかかる子どもでも読みやすい本を選んでいます。

子どもが読みやすい本なので、読書感想文をを書くのにもお勧めです。

夏休みの本選びで迷った時には、ぜひぜひ参考にしてみてくださいね。

  1. 2022年夏休み・読書感想文課題図書
    1. 2022年・第68回青少年読書感想文全国コンクール
    2. ◎小学生低学年の部 課題図書
      1. ◎つくしちゃんとおねえちゃん(低学年向け)
      2. ◎ばあばに えがおを とどけてあげる(低学年向け)
      3. ◎すうがくでせかいをみるの(低学年向け)
      4. ◎おすしやさんにいらっしゃい!生きものが食べものになるまで(低学年向け)
    3. ◎小学校中学年の部 課題図書
      1. ◎みんなのためいき図鑑(中学年向け)
      2. ◎チョコレートタッチ(中学年向け)  
      3. ◎111本の木 (中学年向け)
      4. ◎この世界からサイがいなくなってしまう アフリカでサイを守る人たち(中学年向け) 
    4. ◎小学校高学年の部 課題図書
      1. ◎りんごの木を植えて  
      2. ◎風の神送れよ(高学年向け)   
      3. ◎ぼくの弱虫をなおすには (高学年向け)
      4. ◎捨てないパン屋の挑戦 しあわせのレシピ (高学年向け)
  2. 読書感想文用・自由読書におすすめの本
    1. 低学年(1・2年生)におすすめの読書感想文向けの本
      1. うろおぼえ一家のおかいもの(低学年)
      2. タヌキの土居くん(低学年)
      3. めいたんていサムくんと なぞの地図 (だいすき絵童話 3)
      4. たべもののおはなし おむすび うめちゃんとたらこちゃん
    2. 中学年(3・4年生)におすすめの読書感想文向けの本
      1. しあわせのホットケーキ (ふしぎ町のふしぎレストラン 3)
      2. あおぞらこども食堂はじまります! (本はともだち♪ 20)
      3. 体育がある(中学年向け)
    3. 高学年(5・6年生)におすすめの読書感想文向けの本
      1. バアちゃんと、とびっきりの三日間 (スプラッシュ・ストーリーズ)
      2. 鬼よぶわらべ歌 (鬼遊び)
      3. ぼくとがっこう   谷川俊太郎
  3. 読書をして、夏休みを有意義に過ごそう

2022年夏休み・読書感想文課題図書

ほのびこ
ほのびこ

まずは、2022年の夏休み「読書感想文」の課題図書について、ご紹介しますね。

2022年・第68回青少年読書感想文全国コンクール

毎年、夏休みに開催される「青少年読書感想文全国コンクール」ですが、二通りの本の選び方があります。

◎課題読書……主催者の指定した図書(課題図書)本サイト次項目に掲載。
同一部内における学年指定はありません。

◎自由読書……自由に選んだ図書。フィクション、ノンフィクションを問いません。

※教科書、副読本、読書会用テキスト類またはこれに準ずるもの、雑誌(別冊付録を含む)、パンフレット類、日本語以外で書かれた図書および課題図書は対象としません。ただし、課題図書であっても該当の部以外であれば、自由読書として応募することができます。

\応募要項については、こちらをご参照ください/

◎まずは、2022年の課題読書の本についてご紹介します。

◎小学生低学年の部 課題図書

◎つくしちゃんとおねえちゃん(低学年向け)

(福音館創作童話シリーズ) いとうみく

つくしちゃんとおねえちゃん、2人の姉妹のそれぞれの気持ちや思いを感じることできる1冊です。
お姉ちゃんがいる子におすすめですが、お姉ちゃんの立場として読んでも楽しめる作品です。

この本を読んだら、ついつい我が家の娘たちの事が頭に浮かんできました。

姉妹それぞれの気持ちを大切にしていきたいと親として感じました。

 

◎ばあばに えがおを とどけてあげる(低学年向け)

(児童図書館・絵本の部屋)コーリン・アーヴェリス

おばあちゃんが「喜ぶ」事ってどんなことだろう??
おばあちゃんって、孫の事が大好きですよね。最近ちょっぴり元気のないおばあちゃんのために主人公はいろいろと考え、おばあちゃんを「笑顔」にするために奮闘します。

元気がない時に、どんなことをすれば笑顔になれるのかな??と相手の気持ちを考えるきっかけになる1冊です。

 

◎すうがくでせかいをみるの(低学年向け)

(海外秀作絵本) ミゲル タンコ

自分の好きなものに出会うと、世界が広がります。好きな事や興味を持つことは、人それぞれ違っていい。それを好きな事に自信を持って楽しめばいいんだと思わせてくれる1冊です。みんなそれぞれ好きな物ってあるますよね??

人と違っても、自分が好きだと思ったり、楽しいと思う事があれば、それだけでどんどん世界は広がっていきます。

 

◎おすしやさんにいらっしゃい!生きものが食べものになるまで(低学年向け)

おかだ だいすけ

キンメダイ、アナゴ、イカなど、釣り上げた魚をさばき、
だんだんと美味しそうな切り身へとかわって行く様子を、
動画のような連続性で見せる写真絵本。
魚のとくちょうや部位の名前も解説。
最後はお寿司になって登場!みんなで美味しくいただきます。

「命をもらって生きている自分を大切に」とメッセージを贈ります。

 

◎青少年読書感想文 2022年 課題図書(低学年向け)セット

 

◎小学校中学年の部 課題図書

◎みんなのためいき図鑑(中学年向け)

村上 しいこ

図鑑を作ることになった主人公。同じ班の仲間と協力して作るんだけど、なかなかいいアイディアが出ません。そんな時に、ある子がい書いたイラストが目に留まり、図鑑のアイディアになります。その図鑑とは、「ためいき図鑑」。ためいきって、楽しい気分の時に出るものじゃありませんよね。
みんなそれぞれの理由があって、ためいきをついてしまいます。大人がためいきをつく時ってどんな時??
クラスメイトは、どんなことでためいきついてしまうの??

いろんな人の話を聞いて、「ためいき」の奥深さを知ります。
さあ、いったいどんな「ためいき図鑑」ができあがることになるんでしょうね。

 

◎チョコレートタッチ(中学年向け)  

パトリック・スキーン・キャトリング

ジョンは、お菓子が大好きな男の子。ごはんやおかずは残して、お菓子ばかりたべています。なかでも、チョコレートには目がありません。
ある日、ひろったコインで買ったチョコレートを食べたところ、不思議なことがおこりはじめました。
朝起きて、歯磨きをしたジョン。口に入れた歯磨き粉が、チョコレートになっていました。朝ごはんのジュースやベーコンエッグもすべてチョコレートの味になってしまいました。ジョンは大喜び。
学校についたジョンは、飲み水、給食のおかず、あげくのはてに口にくわえたトランペットまで、すべてチョコレートになってしまいました。
チョコレートにあきたジョンは、水が飲みたくてもチョコレートになってしまうので、どうしたらよいかわかりません。
パパとママは心配して、病院に連れて行きました。病名は「クレイニアム病」。つまりチョコレート病です。
途方に暮れたママは泣き出し、ジョンはママのほっぺたにキスをしました。するとママは全身がチョコレートに・・・・・・。
どうすれば、ママを元通りに戻せるのか
ジョンは必死に、チョコレートを買ってお店を探しました。

 

◎111本の木 (中学年向け)

インドに、女児の誕生を111本の木を植えて祝う村があります。ジェンダー平等を提唱するこのエコロジー活動により、村は豊かな自然を取り戻しました。女児に学ぶ機会を与え、児童婚から守るために行動した村長を描く実話。女の子ひとり=111本の木。インドのある村では、女の子が生まれるたびに、111本の木を植えておいわいします。これは、本当の物語です。物語は、ひとりの男の子からはじまりました。

 

◎この世界からサイがいなくなってしまう アフリカでサイを守る人たち(中学年向け) 


(環境ノンフィクション)味田村太郎

あと二十年たつと、アフリカからサイがいなくなってしまうかもしれない…。角をねらった密猟によって、サイの数が減っているせいだ。サイを守ろうとする人たちと密猟者の知られざる戦いとは。実際に南アフリカで取材をおこなった著者が書く、迫真のノンフィクション。「第8回子どものための感動ノンフィクション大賞」最優秀作品。

 

◎青少年読書感想文 2022年 課題図書(中学年向け)セット

 

◎小学校高学年の部 課題図書

◎りんごの木を植えて  

(ノベルズ・エクスプレス 50)大谷 美和子

たとえあした、世界が滅亡しようともきょうわたしはりんごの木を植えるーこれは、大好きなおじいちゃんがみずほに教えてくれたことば。おじいちゃんとくらす毎日に、みずほはことばの意味をかみしめる。大好きなおじいちゃんといっしょに過ごした日々。いまもわたしの心の中できらきらとかがやいている…ありがとう、おじいちゃん。心あたたまる家族の物語。

  

◎風の神送れよ(高学年向け)   

 熊谷千世子

長野県南部、天竜川上流域を中心に伝わる「コト八日行事」。厄災や伝染病をもたらす疫病神(コトの神)を祓い、地区境まで送りだすこの行事は、約四〇〇年にわたりこの地で伝承されてきた。なかでも、優斗たちが暮らす地区には、めずらしい風習が残っている。二日間にわたる行事のすべてが子どもたちの手にゆだねられるのだー。さまざまな困難に立ち向かいながら、懸命に責任を果たそうとする子どもたちの姿を鮮やかに描きだす、成長と友情の物語。

 

◎ぼくの弱虫をなおすには (高学年向け)


(児童書)  K・L・ゴーイング

ぼくには、こわいものがたくさんある。クモ、いじめっ子の上級生、大きなトラック…。でも、何よりこわいのは、五年生に進級すること。五年になると、いやな上級生と同じ校舎になるから…。ぼくは、ぜったいに五年生にはならない、と決めた。親友の女の子フリータは、これに大反対!ぼくの弱虫をなおす作戦を考えてくれて、ぼくたちは夏休みのあいだ、その作戦に、いっしょにとりくむことになった。とちゅうまでは、うまくいってたんだ。ところが、ぼくの思いつきのせいで、フリータの家族をまきこんでしまいー。一九七六年アメリカ・ジョージア州を舞台に、偏見や人種差別の問題にふれつつ、苦手を克服する子どもたちの成長を描いた、心にひびく物語。

 

◎捨てないパン屋の挑戦 しあわせのレシピ (高学年向け)

(SDGsノンフィクション 食品ロス) 井出留美

捨てないパン屋として評価される田村陽至氏の人と思想を、食品ロスの専門家として数多くの受賞を誇り、食品ロス削減推進法成立の原動力となった井出留美氏が活写する。田村氏のモンゴル滞在の経験や、ヨーロッパへのパン修行の旅など、美しい自然風景と感動的なエピソードを交えながら、捨てないパン屋になるまでの葛藤を通じて、自然への深い愛情と、食品ロスなき未来への希望を描いたノンフィクション。

 

◎青少年読書感想文 2022年 課題図書(高学年向け)セット

 

読書感想文用・自由読書におすすめの本

「青少年読書感想文全国コンクール」では、課題図書部門の他に、自由に自分で本を選んでその感想文を応募することもできます。

どうしても読みたい本がある!

課題図書はちょっと難しそう…。

今年の課題図書は以前読んだことはあるから、別の本を自分選びたいな…など、

自分で選びたい理由はいろいろあると思います。

そこで、自分で選んだ本を読みたい方のためにおすすめの本を学年別でご紹介していきますので、良かったら参考にしてみてくださいね。

低学年(1・2年生)におすすめの読書感想文向けの本

うろおぼえ一家のおかいもの(低学年)

お父さんにお母さん、お兄さんに弟、妹。みーんな揃いも揃って<うろおぼえ>が多いアヒルの一家は、ある日、お母さんから買い物を頼まれて出かけたけれど、何から何までうろおぼえ。道中ヒントをもらいながら、はてさてどんな結末に?

 

ココがおすすめ
 ちゃんとしていなくても、責められない。ゆるーく生きているけど何だか楽しそうなアヒルの一家。「窮屈な世の中」で暮らしている私たち人は羨ましく思えるかもしれませんね…アヒルのお母さんの懐の広さは、同じ母として見習いたいくらいです。
たまには、のんびりゆるーく生きることも大切なんじゃないかと気付かせてくれます。

タヌキの土居くん(低学年)

 3年生になったとたん、同じクラスの土居くんから「実はぼくタヌキなんだ」と打ち明けられちゃったアカネちゃんたち。山下小学校の仲間たちはびっくり、さあ、これからどうなるのかな??

 

ココがおすすめ!
「しょうじき」になるってどんなことかな??
人にうそをつかないこと??自分にうそをつかないこと??他人に本当の姿を見せるって、結構勇気がいることなのかもしれませんね。お友だちが急にタヌキになって表れたら、みんなだったら一体どうする??

めいたんていサムくんと なぞの地図 (だいすき絵童話 3)

小学生のめいたんてい、サムくん。
すいりにひつようなのは空色のハンカチだけ。
赤ちゃんのときからずっとだきかかえていたタオルをハンカチにしてもらい、そのにおいをかぐと、すいりがさえわたります。
ある日、ふるい地図をひろったサムくん。地図には「寶」という文字と、ふしぎな記号が……
サムくんたち子どもたんてい団は、地図のなぞをときあかし、たからを見つけだすことができるのか!? シリーズ第3弾!

《那須正幹、はたこうしろうの人気コンビがおくる、小学校低学年むけミステリー!》 
青葉町を舞台に、日常にひそむ事件を、サムくんがつぎつぎときあかす! 
第3作目は、なぞの地図をつうじて、青葉町の今と昔が交錯します。自分の住む町の歴史を知るおもしろさがたっぷり!

たべもののおはなし おむすび うめちゃんとたらこちゃん

子どもたちが大好きなおいしい食べ物が登場する創作童話を、10人の豪華執筆陣が書き下ろしました。身近なテーマで、読書に慣れていない子でも読みやすい、小学校低学年向け童話シリーズです。(おもな内容)お姉さんのうめちゃんは、しっかり、きちんとした性格。妹のたらこちゃんは、気まぐれなタイプ。性格はちがうけど、やっぱり仲良しな、かわいいおにぎり姉妹のおはなし。

直木賞、野間児童文芸賞受賞作家など、現代を代表する一流童話作家の書き下ろし。
誰にとっても身近な「食べ物」がテーマなので、本を読む習慣のないお子さんでも手に取りやすい作品ばかりです。
ほぼすべての場面に、人気画家のイラストが入っているので、1、2年生でも一人で読めます。
巻末コラムでは、栄養、マナー、文化等について簡単に紹介。食べ物への理解が深まります。
A5判、80ページ(一部カラー)。朝読にもぴったりのボリュームです。

中学年(3・4年生)におすすめの読書感想文向けの本

しあわせのホットケーキ (ふしぎ町のふしぎレストラン 3)

「ふしぎ亭」は、らいおんシェフとひつじママのお店です。お客が注文した「思い出の料理」は、なぞの看護師さんが毎日くれたホットケーキ。治らないけがで入院し、落ち込んでいた少年を励ましてくれた看護師さんを、父も母も医者も「見たことがない」と言ったのです。シェフたちは、魔法の冷蔵庫で当時の病院へ。そこで知った、看護師さんの驚きの正体とは…!? 読むと幸せな気持ちになれる、不思議おいしいシリーズです。

 

「ふしぎ亭」は、まよなかだけひらくレストラン。らいおんシェフとひつじママが、おもてなし。わかものの注文は、思い出のホットケーキ。シェフたちは、魔法の冷蔵庫のなかへ…!ドキドキして、心がじわっとあたたかくなるすてきな物語。中学年におすすめ!

あおぞらこども食堂はじまります! (本はともだち♪ 20)

ハルさんはお弁当を持って公園に出かけました。となりのベンチで、ひとりの女の子がパンの袋をがさがささせています。「いっこあげる」とパンをさしだす女の子。ふたりは友だちになり、ハルさんはひとりで食事をしているこどもが多いことを知ります。そこでハルさんが考えたのは、こども食堂を開くこと。町のみんなも手伝いにきて……。心あたたまるこども食堂の物語。「こども食堂ってどんなところ?」がわかるおまけページつき。

 

あおぞらこども食堂は、ハルさんとあさやけ町のみんなではじめたこども食堂。みんないっしょにごはんをたべるとおいしいね。おしゃべりしたり、本をよんだり、すきなことをしてすごせるよ。みんながだいすきなとってもすてきな食堂です。全国にひろがるこども食堂を舞台にした、心があったかくなるおはなし。

体育がある(中学年向け)

題名からインパクトのある本です。

4年生のあこは体育が苦手。ママの熱心すぎるサポートも負担だ。そんなとき、ありのままのあこを受け入れてくれるばあばがやってきてーー。体育をめぐって自分にむきあい成長していく少女を、ユーモアたっぷりに描いた物語。

 

わたしは体育がきらい。とび箱はとべないし、さかあがりもできない。ママはそんなわたしに、せっせと練習させる。ママはわたしのために、いっしょうけんめい。それはわかっているんだけど…。

高学年(5・6年生)におすすめの読書感想文向けの本

バアちゃんと、とびっきりの三日間 (スプラッシュ・ストーリーズ)

主人公の祥太は小学五年生。大好きな夏休みを、のびのびと楽しんでいたら、とつぜん、家でバアちゃんをあずかることに!バアちゃんのそばには、いつもだれかがついていなきゃならない。その大役を祥太が引きうけるのだけれど…。のんびり屋の祥太が、みんなのために全力でがんばる、暑くて長い三日間の物語。

 

小五の祥太と認知症のバアちゃんが過ごす忘れられない三日間のお話です。

突然、バアちゃんと二人きりになった5年生の主人公の祥太の頑張りに心が温かくなります。

鬼よぶわらべ歌 (鬼遊び)

「駄菓子屋シリーズ」「十年屋シリーズ」の廣嶋玲子さんの連続短編集です。
ストーリーは、ちょっとこわいお話です。
「鬼よぶわらべ歌」とありますように、日本っぽい感じのこわいお話

 

怪談5分間の恐怖シリーズなどのノンフィクション寄りの怖い話が好きなのですが、フィクションの怖い話としては、ストーリーが秀逸だと思いました。おばけずかんシリーズの次の段階として、オススメできるシリーズです。

ぼくとがっこう   谷川俊太郎

家族ではない人と一緒に生活する学校は、社会性を学ぶ場所かも知れません。
様々な人との関わりを通して、少年が成長していく様子を、谷川俊太郎が簡潔な詩にまとめました。
それをはたこうしろうが、明快な絵でまとめ上げています。

 

うちにいるとぼくは「ぼく」でいられるけれど、学校に行けばぼくは生徒。おおぜいの中の一人になる。学校はうちじゃないし、先生はお母さんじゃない。行きはじめたばかりの学校。まだ、なんとなく馴染めない。だけど、学校からは海が見え、空がある。広い庭があって、図書室では好きな本が読める。仲が良い友だちも、嫌いな友だちもいる。学校には……。学校に行くのが好きな子も、好きじゃない子も。楽しい日の方が多い子も、そうじゃない日の方が多い子も。

ほのびこ
ほのびこ

夏休みの読書感想文は、親子で頭を悩ませることも多いですよね。

少し早めの準備をしていると、今年の夏休みは慌てずに済むので安心ですよ!

読書をして、夏休みを有意義に過ごそう

小学校の夏休みは、いろんな体験ができる貴重な時間です。

読書からは、非日常を感じる経験がたくさんできます。

子どもたちの頭の中のイメージがどんどん膨らみ、今まで経験したことのないことを味わったり、自分の考えとは違ういろんな人の感情に触れることも出来ます。

そういう経験を積み重ねる事で、子どもは自分の中にいろんな考えや感情を育てる事ができるのです。

すごく難しい本や、長編の小説を読ませようとしなくても大丈夫です。

子どもが興味を持ちそうな簡単な本から読み始める事が出来れば、いつの間にか世界は広がっていきます。

そういう中で、普段できない事に取り組んでみたり、少し苦手なことにも挑戦できるようになります。

また、長期の休みを使って、ひとつの事に集中して取り組んでみるのもいいですよね。

夏休みの楽しみ方は人ぞれぞれです。

夏休みが始まる前に、少し夏休みの過ごし方について、親子で話したり、考えておくといいですね。

小学校は6年間ありますが、あっという間に過ぎていきます。

子どもの成長もあっという間です。

親子で、今という時間を大切にしながら、今年の夏休みも様々なことを楽しめるといいですね。

ほのびこ
ほのびこ

夏休みに取り組める作品応募情報もまとめています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

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