新学期や入学直後に、親が出来る事と言っ手大切なことのひとつに、子どもの「教科書を読んでおく」ということがあります。
「教科書をよんでおく」ことは、誰にでも出来る簡単な事ですが、その重要性は大きいものです。
そのメリットや必要性について、詳しく解説していきます。
入学準備って、初めての事も多いので、わからない事だらけで苦労も多いですよね。
入学式を終えて、ホッとしたのも束の間、あっという間に新学期が始まります。
入学してから、1番初めにやっておいた方がいい事の1つに、
学校への提出書類の記入を出来るだけ早めに終わらせておくことがあります。
入学当初は、小学校に提出する書類の多さにびっくりしてしまうことでしょう。
次から次へと書類が配布され、わからなくなることもあります。
学校から書類が配布されたら、できるだけ早めに記入して提出しておくと安心です。
提出書類は出来るだけ、貰ったその日のうちに目を通しましょう。後回しにすると、ついつい忘れてしまう事もあります。
やらなくてはいけない事が多い新学期や入学直後は、特に気を付けた方がいいです。
書類などをもらったら、まずは提出期限をきちんと確認しておきましょう。
その他にも、早めにやっておいた方がいい事があります。
ちょっとした時間に出来て、子どもの小学校生活の支えなるために必要な事がもうひとつあります。
それは、小学校の教科書に親が目を通しておくことです。
「教科書に目を通しておくって、どういう事??」
「そんな必要あるの??」
と疑問に思う方もいるかもしれません。
「小学校の教科書に目を通しておく」と、今後の学校生活においてとてもいいメリットがたくさんあるのです。
「教科書を前もって見ておく」と、小学校生活の見通しが立つので、親も子も安心して小学校に通えるようになります。
教科書を前もって見るメリット
子どもの教科書に親が前もって目を通しておくと、子どもの小学校生活を安定したものにできます。
それは、教科書を前もって見る事にはたくさんのメリットがあるからです。
「教科書を前もって見る」事は誰にでも、簡単に出来ます。
ちょっとした時間に、軽く目を通す程度でも構わないのです。
熟読する必要は、まったくありません。
目的は、子どもが小学校でどんなことを学ぶのかを知る事だけでいいのです。
入学したばかりの頃は、とても忙しいですが、親子共々、小学校生活への期待と意欲が高くなっているのが事実です。
この時期に、しっかり「教科書に目を通しておく」ことで、最大限のメリットを生み出します。
親が、子どもの学習内容を知っていると、子どもも気軽に親に学校での話題を話せるようになります。
学校での話題を親子で話せることは、子どもが意欲的に「学んでいく」上で、とても大切です。
小学校の授業は、担任の先生にお任せしながらも、家庭で親に出来る「学び」へのサポートを考えていくと、子どもも楽しい学校生活を送っていけるようになります。
今の教科書ってどういう内容か知っていますか??
入学してすぐに、1年生の教科書が学校から配布されます。
今の小学校1年生の教科書がどういった内容かご存じでしょうか??
私たちが子どもの頃に習った内容もありますが、すっかり変わってしまったところもあります。
子どもが小学校でどんなことを学習しているのか、気になりますよね!!
まずは何でも知ることが大事です。
ぜひ、すぐに手に取って、教科書に目を通してみましょう!!
今の教科書は、私たち親世代が使っていたものとサイズが違います。
少し大きめのサイズになっているのが特徴です。
教科書の内容も、昔から変わらず掲載されている定番の内容から、教育指導要領の変更によって、大きく変わった部分もあります。
私たちが小学生だった頃、当たり前だったことが違っていたりするので、今の教科書の内容を知っておくのは大切なことです。
また、子どもが一生懸命、小学校で学習してる内容を知ることで、子どもの「学び」のお手伝いをすることが出来ます。
家庭でも出来る「学び」のお手伝いを、 子どもの教科書に、親が目を通しておきたい理由 の項目で書いていますので ぜひ参考にしてみてください。
身構えずに、気楽な気持ちで「子どもの教科書」に目を通してみてくださいね。
小学校の教科書はどういった形で配布されるの?
今の小学校では、
学校や市区町村によっても違いますが、新学期の4月に全部の教科書が一斉に配布されるとは限りません。
学年ごとに使用する教科書もありますが、2年間を通して使う教科書もあります。
使う時期に合わせて、随時配布されることも多くなってきています。
まず初めに、配布された教科書は、一度家に持ち帰り、自宅で保護者が記名します。
そして、時間割に合わせて学校に持って行ったり、あまり使わない教科書は学校で保管しておくということもあるようです。
特に、小学1年生はランドセルの重さになれていません。
子どもに負担になるという観点から、あまり使わない教科書は学校で先生が保管してくれるようになっていることが多いです!!
小学校で教科書をもらったら、最初にすること
まず、教科書が配布されて家に持ち帰ったら、はっきりとした文字で記名しましょう。
1年生のうちは、フルネームをひらがなで書くことをおすすめします。(学校からも、ひながな記名をお願いされることでしょう)
理由は、子どもが自分で読めるからです。
小学校でもひらがなを学習していきます。
教科書の名前は、子どもが名前を書く上でお手本となります。
しっかりとした文字で名前を書いてあげてください。
教科書の名前書きは、思ったより大変かもしれません。
縦書き、横書きで名前を書かなくてはいけないこともあり、保護者には負担を感じる作業の1つです。
出来れば、教科書の名前を書いている時に、軽く教科書に目を通せるのがベストです。
一度、小学校に持って行くと、なかなか持ち帰らない教科書もあるので、タイミングを大切にしましょう。
忙しいとは思いますが、出来れば、授業が始まる前に教科書に目を通しておけるといいですね。
学校生活が始まってしまうと、その都度、教科書に目を通すのは面倒に感じる事もあるからです。
時間がある時に、ちょこちょこ目を通すことが出来れば、大丈夫ですが、自分のやりやすい方でやってみましょう。
なぜ、子どもの教科書に目を通す必要があるの?
子どもが小学校からもらってきた教科書に、親が目を通す必要があるの??と
疑問に思う事があるかもしれません。
簡単に言うと、子どもの教科書に親が前もって目を通すことで、
小学校でどんなことを学習するのかという事を知ることができるからです。
子どもが学校の話をした時に、前もって教科書に軽く目を通しているだけで、子どもが話している内容がわかります。
子どもの教科書を前もって読んでおくと、メリットがたくさんあります。
学校の授業での「学び」を日常生活とつなげていけるようになるのです。
子どもの教科書に、親が目を通しておきたい4つの理由
子どもの教科書に目を通すことで、親としてもいろいろ心構えが出来ます。
子どもが学校でどんなことを学習しているのかを知ると、たくさんメリットがあるんです。
小学校の学習内容を知って、普段の生活につなげていくってどういうこと??
教科書の内容を少しでも、お母さんやお父さんの頭の中に入れておくだけで、
普段の生活や遊びを通して楽しく取り組めるんです!!
具体的に、例を挙げて見ていきましょう。
さんすうの授業で、教科書に「おおきさくらべ」という内容が載っていて、学習するとします。
家でお絵かきをしたり塗り絵をしている時、違う色の色鉛筆の長さの違いを子どもにたずねます。
身近な物を通して、色鉛筆の長さに違いがあることと、それを比べて、長い・短いがあることに気付かせることができますね。
さんすうでは、さんすうセットを使った学習をすることがあります。
学校に持たせる前にさんすうセットの名前シール貼りなど一緒にすることで、どういう道具が入っているか興味を持たせることができます。
「これは、何に使うのかな?」
「どんなことをすると思う??」
などと、子どもに質問することで、子どもがさんすうの授業に興味を持ち、意欲的に取り組むことが出来るようになります。
前もってさんすうセットの道具に触れておくことで、授業で使う時にもスムーズに使うこともできます。
こくごの授業では、あいさつや友だちの話をきいたり、友だちに自分のことを話す内容があります。
普段の生活の中でも、自分の事・考えている事や思ったことを家族によく話をしていると、人に話す時にはどうしたらうまく伝わるのかを自然に身に付ける事ができます。
またお母さんやお父さん・きょうだいなど周りの人の話をしっかり聞くことで、人の話をきちんと最後まで聞くことができる練習にもなります。
普段の家庭での会話を通して、話をする、話を聞くという事を身に付けていきます。
小学校に入ると、学校から出される宿題の丸付けは、家庭で行うことが多いです。
授業が本格的に始まり、日々の生活に追われ始めると、ゆっくりと教科書に目を通す機会も減ってくることでしょう。
今のうちに、出来ることをやっておくと、日々の生活を楽に過ごせることもできるようになります。
親も子も、入学してすぐの気持ちが前向きで気合いが入っている時期に、ぜひ教科書に目を通してみてくださいね。
教科書に目を通す時に、特に気をつけること
教科書は、ただ目を通せばいいわけではありません。
教科書に目を通す目的をしっかり確認してから、行いましょう。
教科書を普段から気軽に読める環境つくりをしていくといいかもしれませんね。
子どもが真似できるように、まずはお母さん(親)が積極的に教科書に目を通してみましょう。
教科書に目を通すときは、できるだけ子どもの目の前で行う習慣が付くといいです。
教科書は身近な物だと感じて、子どもが興味を持つきっかけになるかもしれません。
お母さんが、楽しそうに教科書を読んでいると、子どもも自然に興味を持ちます。
余裕がある時には、一緒に教科書を見て
「小学校はこんな事やるんだね。おもしろそうだよね」
など子どもが教科書の内容に興味を持ち、学校での学習に意欲的になれるような声かけをしていきましょう。
また、教科書は学校の学習で使う大切な物です。
子どものために親が出来る事
小学校に入学することを、子どもたちはとても楽しみにしています。
期待や楽しみがたくさんある中、本人は気づいていないかもしれませんが不安や戸惑いもたくさんあります。
そんな子供の不安を取り除き、楽しい小学校生活を送ることができるために、親は出来る限りのことをしてあげたいですよね。
「教科書を前もって見ておく」事は、誰にでも簡単にできます。
そして、子どもの小学校生活を支えるのにとても役立つのです。
忙しいのに大変だと思うかもしれませんが、ちょっと時間の空いたときに少しずつ目を通すくらいでもいいのです。
やっておくと全然違うという事が分かってくると思います。
絶対やっておいた方がいい事ではないですが、子どもの小学校生活を安定した物にできるので、やってみる価値は十分あります。
私も実際やってみて、「教科書を見る」ことで、学校生活のサポートをスムーズに出来ています。
子どもが学校で、「こんなことを習ってくるんだなぁ」と前もって把握できるので、事前に心構えが出来たり、準備が必要な物を知ることが出来るので、とても良かったと思っています。
また、毎日の子どもとの会話でも、授業の話題が出ても楽しく一緒に会話することが出来ています。
「教科書を読む」事は、簡単に誰にでも出来るので、すごくおすすめです。
一度、試しにやってみてください。
きっと、想像以上のメリットが表れることでしょう。
まずは、試しに気になる教科書を開いてみてください。
きっと子供も、親が教科書を開いている姿を見て、興味を持つことでしょう。
その興味が、「学習」への意欲にもつながるので、一石二鳥です!!
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