【体験必須】子どもに伝えたい・小学生に遊んでほしい伝承遊び

子どもと楽しむ

寒い季節は、ついつい家でだらだらと過ごしてしまう事が多いですよね。

小学生の子どもがいるご家庭だと子どもと一緒に何をして過ごせばいいのか悩んでしまいます。

ゲームをするのも楽しいけれど、せっかく子どもと一緒に過ごす時間をもっと有意義に過ごしてみませんか??

お正月らしい伝承遊びというのは、大人が思っている以上に子どもの興味を引きます。

昔から伝えられているだけあって、寒い冬の季節を楽しむためによく考えられた昔ながらの遊びがたくさんあるんです。

昔ながらの遊びに触れることで育つこどもの心

日本の伝統文化・昔ながらの遊びはたくさんあります。

昔から日本に伝わる伝承遊びを通して、日本独自の文化に触れる事も出来ます。

世代間交流においても、伝承遊びは年齢問わず楽しめるものも多いので、様々な年齢の人と触れ合う機会が持てるようになります。

特に、お正月に楽しむ遊びは祖父母と一緒に過ごす時間をより楽しくしてくれることでしょう。

年末年始で、久しぶりにおじいちゃんやおばあちゃんと接する機会もあるでしょう。

そんな時に、ぜひ一緒に伝承遊びを楽しんでみてくださいね。

年末年始は、自分の家族だけで過ごす予定の方たちも、せっかくのお正月なので、子どもと一緒に昔ながらの遊びを楽しんで、お正月ならではの過ごし方を経験してみるのも、現代の子どもにとって、とてもいい経験になります。

ぜひ、家族みんなで楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか??

子どもにぜひやってもらいたいお正月あそび(伝承遊び)

お正月遊び・カルタ

「かるた」は記憶力を育む最強の知育玩具!

カルタ遊びは、読み上げる文章などを耳で聞いて、それを記憶にとどめながら、その言葉と関連する語句や絵などを連想して探して、「これだ!」という札をできるだけ速く取る。

耳も目も脳も手も使います。

反射神経も必要ですし、前のめりになって、膝をついて、全身を使って遊びます。

頭も高速回転するわけです。

子どものころからずっとカルタ遊びをしていると、

言語力、記憶力、反射神経、適度な競争力、そしてコミュニケーション力、さまざまな能力が磨かれます。

カルタ遊びを通して、五感が刺激されてよく働き、反応がよくなるでしょう。

子どもにとって、心身ともに健康で賢い子、利口な子に育っていくのに最適な伝承遊びの一つです。

カルタは、ひらがなが読めるお子さんなら誰でも気軽に参加できる、とても身近に楽しめる遊びの一つです。

我が家は、つい最近まで子どもたちの曽祖父(ひいおじいちゃん90歳)が一緒にカルタを楽しんでくれていました。

普段、子どもたちにどう接したらいいか悩んでるひいおじいちゃんも、カルタを通して子どもたちと楽しい時間を過ごしていました。

うちの子たちにとっては、ひいおじいちゃんとの思い出は、お正月のカルタ取りだといっても過言ではありません♡

◎ひらがなを覚えたてのお子さんにおすすめのカルタ

 

 

◎小学生におすすめのカルタ(遊びながら、楽しく学べる)

 

 

◎子どもたちに大人気のNHK「にほんごであそぼう」のカルタもありますよ!

 

お正月遊び・コマ回し

ほのびこ
ほのびこ

お正月遊びの中でも、技術や回せるようになるまでに練習が必要になってくるコマ回し。

コツをつかんで、回せるようになった時は何とも言えない達成感を味わえます。

コマ回しのコツを身に付けている人生の先輩方に、ぜひ伝授してもらってはいかがでしょうか??

習得するまでに時間がかかるかもしれませんが、コマ回しをする時には

手首の柔らかさやコントロール力が必要になってきます。

コマ回しによって伸びる能力

こまを地面と水平にするために投げる角度を調整したり、手首を柔らかく使い、最後には紐を引くという動作が加わったりするため、テクニックが必要とされます。

コマ回しを習得していく事によって、タイミングを計ったりコントロールしたりする力が養われます。

コマ回しの歴史は古く、平安時代にはすでにこまを使って遊んでいたという記録が残っています。

コマ回しは、「物事や人生が円満にまわる」「子どもが早く独り立ちできる」ことを願ったものだと言われています。

遊び方としては、

こまに紐を巻きつけ、指でひねって回します。

胴体の底面の逆円錐の部分に下から紐を巻きつけ、紐の片方を持って胴体を投げ出して、紐を引くことで回転をつけます。

すぐに、コマ回しができるようになる人は少なく、何度もチャレンジしてコツをつかむことが必要です。

昔ながらのオーソドックスなタイプのコマ

 

 

 

初心者でも気軽に試せる楽コマセットは、低学年の子どもに特におすすめです!!

 

◎私が小さい頃に遊んで思い出に残っているおすすめのかわいいコマです。
我が家の子どもたちにもプレゼントしました!

 

お正月遊び・羽根つき

羽根つきの本来の目的は、相手を打ち負かすことではありません。

長く続けて邪気を払うのが『羽根つき』と言われています。

室町時代に中国から伝わり、邪気を払うために行われていました。

羽根に使うムクロジ(の種)は「無患子」=患わない子と書きます。

昔は蚊が媒介する病気で子どもが亡くなることが多かったため、羽根を“蚊を食べてくれるトンボ”に見立てて打って飛ばしたと言われています。

健やかな健康を願って一年の厄をたくさん払いのけたいため、羽根つきは相手を打ち負かすのではなく、長く続けた方がいいと言われています。

打ち損じたときに顔に墨を塗るのは、魔除けのおまじない。罰ゲームではなく、羽根を落としても守ってあげるよという優しさなのです

羽根つきで伸びる力は、

見た目も動きもラケットスポーツに共通するものなので、テニスやバドミントンなどと同様の能力を必要とする遊びです。

自分と物体との距離感を調整する「定位能力」と、羽子板を操作する「識別能力」が鍛えられます。

 

 

 

◎小さいお子さんでも気軽に楽しめる羽根つき

 

お正月遊び・凧あげ(たこあげ)

凧あげは、糸を引いて揚力(ようりょく)をおこし、空中に飛ばします。

和凧、洋たこ(カイト)と色々な種類があり、今では100円ショップなどでも簡単に手に入るようになりました。

土手や原っぱなど、思い切り走り回れる広い場所さえあれば、この機会にぜひ家族で一緒に挑戦したいお正月ならではの伝承遊びです。

凧あげによって伸びる力

まず、うまく上がるまでひたすら走ることになるので、いつのまにかかなりの運動量になり体力がつきます

ただ走るだけではなく、凧を揚げるという目的のため、試行錯誤することで創意工夫する力も養われます。

風をつかんで凧糸を出したり引いたりする微調整が必要とされるので、調整能力が鍛えられます

◎おしゃれでカラフルな新しいタイプの凧です。

 

 

◎少し変わった凧ですが、子どもたちが喜ぶことは間違いなさそう

 

お正月遊び・福笑い

福笑いと聞いて、小学生にはちょっと簡単なんじゃないかと思われた方もいるかもしれません。

「福笑い」は、空間認識能力を育むうえで、とても適した遊びだと言われています。

福笑いは昔から楽しまれているお正月の遊びの1つです。

おかめやひょっとこの顔の輪郭を描いた上に目や鼻口、眉といったパーツを散らしていきます。目隠しをした人がそれぞれを自分が正しいと思う位置に置いていき、でき上がった顔のおかしさをみんなで楽しむゲームとなっています。

実際にお正月の遊びとして定着したのは、明治時代(1868年〜1912年)と言われている比較的に新しい伝承あそびなのかもしれませんね。

今のところ期限や由来というものは、はっきりしていません。

福笑いはみんなが集まって、実際にできた顔を見て大笑いするというものですよね。

そうすることで、人と人とのコミュニケーションの一環として定着したのかもしれません。

みんなで集まって「大笑いする」って、子どもにとってとてもいい経験になりますよね。

「笑い」の効果はさまざまな研究で確かめられてきています。

心から笑うことにより免疫機能が高まるという研究報告もあります。

また笑顔を意識的に作るだけで多くのポジティブな情報を受け取りやすくなるということも研究により、分かっています。

「笑う」ことによって、子どもたちの周りの雰囲気もよくなり、心身ともに健やかな子どもに育つことができるのでしょうね。

 

 

ほのびこ
ほのびこ

福笑いは、自分で絵を描いて作ることも出来ます。

お子さんと一緒に手作りの「福笑い」をたのしんでみるのもいいかもしれませんね。

お正月遊び(伝承あそび)を通して育みたい子どもの力

昔から伝わる伝承遊びには、ただ遊ぶだけでなく、様々な効果が見られ、子どもたちの能力を伸ばす手助けになるものが多くあります。

家で遊ぶ機会が増えたり、外で遊ぶのを億劫に感じる子どもが増えたと言われてきましたが、これらのお正月あそび(伝承あそび)は、大人がやり方を伝えながら一緒に楽しむことが出来るという特徴があります。

子どもが自分だけで遊ぶのではなく、大人と一緒に遊んだり、大人に遊び方を教えてもらいながら遊ぶという経験は、子ども同士で遊ぶこととはまた違ったいい面がたくさんあります。

お正月の時期は、外は寒いし風は冷たいし、出来れば家でゆっくり過ごす方がいいと思うかもしれません。

しかし、お正月遊びはこの時期ならではの遊びなので、子どもと一緒に楽しむことで子どもの心の中に

「お正月にこういう遊びをしたなぁ~」という思い出を残してあげれると、とてもいいのではないかと思います。

子ども時代に、昔ながらの伝承遊びを体験するという事は貴重な経験になるでしょう。

子どもの頃にお正月に楽しんだ遊びは、記憶にも残りやすいものです。
子どもの心と体を健全に育むためにも、いろんなお正月遊びを体験させることは本当に大切です。

最後になりましたが、大人も一緒に思い切り楽しめるのですごくおすすめなのが【人生ゲーム】です。

最新の人生ゲームは、しっかりと今の時代を反映されています。
子どもが楽しみながら、色んな人生経験を学ぶことができるので、ただ遊ぶことだけではないのが【人生ゲーム】の素晴らしい所です。

大人も夢中になれるので、寒い季節に家の中でみんなでワイワイと楽しむのにすごく最適です。

ぜひ一度試してみてはどうでしょうか。

 

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